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祖母宅へ

予定がキャンセルになったので おばあちゃんの家へ。

昔はチャイムを鳴らせば嬉しそうに出迎えてくれたおばあちゃんは、今は出てくる事はない。

ベットの上で天井を見上げて、自分で起き上がる事も 歩く事もできない。

鍵をあけて自分で入る。 ちょうどヘルパーさんが来ていて身の回りのことをしてくれていた

あんなに気丈でしっかりした人が 歳をとって 弱くなっていくのは寂しい。

でも 毎日仕事をしながら 自分のおばあちゃんにも会いに行ってないのになという気持ちでいっぱいだったから どんな状況だったとしても 今日顔を見に行けて良かったのだ。

使っていない台所にある鍋。

替えられる事のないカレンダー。

古い柄の茶碗。

私が家に行くといつもお菓子やヤクルトを出してくれた冷蔵庫はひっそりとしていた。

家にいると元気だったころの姿を思い出せるから 余計に寂しい気持ちになった。

体は言う事をきかないけど、頭はクリアだから余計に辛いのだよね。

誰よりも長生きしてるのはきっとお父さんの分も長く生きなさいって事なんだよ。と言って励まし、体の向きをかえてあげる。

私が来たのが嬉しくて一生懸命話してくれる横顔を見ながら 涙が出そうになった。

本当は独居なんて絶対無理なレベルだし 病院にいてくれた方が私たちも安心なんだけど。

いろんな事情があって あまり口が出せないから せめて

寂しくないよ 傍にいるよって 安心できる言葉をかけたいと思った。

何より顔を見せに行く事が大切なんだろうね。

 

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<めも>

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安定のトリコーヒー。ほっとする。

舞ちゃんといろんな話をして やっぱり人生に起こる事に無意味なものはないのだと思った。